時々お客様より「トイレの水が止まりませーん！！」というお電話を頂くことがあります。
原因はトイレのタンクの中の部品の故障が主なものなのですが、とにかくすぐに水を止めたいという時には以下に説明する方法で止めることができます。
このブログで以前紹介した記事「いざという時の水の止め方」のようにメーターのバルブを閉める方法もありますが、それだと家中の全ての水が止まってしまい不便です。そこで今回は「止水栓」で水を止める方法の紹介です。
この写真に写っているものが止水栓です。
この写真では壁についていますが、トイレの床についている場合もあります。
「ウチのトイレにはそんなのないんですが？」と言われるお客様もいらっしゃいますが、まず間違いなくあります。99％あります（笑）
形がこの写真とは少し違うものもありますし、また蛇口のハンドルみたいになっているものもありますが、とにかくよく探してみてください。
そして止水栓がみつかったら、中心にある溝の部分にマイナスドライバーを差し込み右に回します。これで水が止まります。ハンドルのようになっているものは手でハンドルを右に回してください。
ちなみにマイナスドライバーは柄の太い物の方が力が入るのでよいと思います。１本1000円するかしないかくらいなので、あらかじめご家庭で用意されることをお薦めします。
この止水栓というのは普段めったに回すことがないので、固くなってしまっていて思うように動かないというケースもよくあります。
そんなときは、試しに反対側の左に一度回してみてください。
左側に回す方が動き易いので、それで動くかも知れません。
動いたらあらためて右に回すと閉まると思います。
また、止水栓を回したあと、溝の付近からポタポタと水漏れがしてくる場合があります。
これは溝のあたりにある六角のナットが共回りしてゆるんでしまったために起きます。
この場合はモンキーレンチなどで六角のナットを右側に閉め込んでやればなおります。
いざというときに慌てないために、あらかじめ試してみられてもいいのではないかと思います(^_^)/
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