トイレタンクの修理（海老名市）

上記の写真は、トイレタンクの中の排水弁のものです。
この排水弁にまっすぐ長い管がありますが、これはオーバーフロー管と言って、タンク内の部品に異常がおきて、水がとまらなくなってしまったときに、タンクから水があふれ出すことのないように、便器の方へ水を送り込む役割をしております。

今回の現場では、このオーバーフロー管の根元が折れてしまい、トイレタンクに給水しても水が流れっぱなしになってしまうので、水が止まらないというトラブルが発生しておりました。

で、、、その部品を変えました。
という話なのではありますが、、、そんな話で終わるのであれば、わざわざブログに書くまでの価値もない。

実は、お客様よりちょっとこんな話を耳にしまして。
というのは、私より先に別の業者がこの現場に来ていたらしく、そこの担当者が言うには「もうこのトイレの部品は無いので、トイレを全部交換する以外に直す方法がない」と。

で、しかもその交換費用が、約50万円。。。

う〜む。。。
最新式のタンクレストイレにしても、大体定価が25万円〜30万円くらいですぞ。
て、ことは、交換作業費が約20万円なの？
んな、アホな。。。(^^;
ヘタすりゃ、トイレもう一個買えちゃいそうじゃないですか。

部品が無いってのも、全然嘘ですね。
その証拠に、私がメーカーに問い合わせしてみたらちゃんとありました。

まーったく！しゃーねーなぁ。。。<`ヘ´>

この事例に限らず、お客様の中には
「ウチのトイレってもう20年以上使っているから、壊れても部品なんかあるわけないよね」などと思い込んでいる方もいらっしゃったりするようなのですが。
ちょっと待ってください。
古いトイレの方がむしろ、各社の様々な部品の仕様が共通であることも多く、他のメーカーのもので代用できることなども結構多いのです。

なので、「古いから部品が無いので、全部交換」といった話を鵜呑みにしてはイカンということなのですね。

もちろん、トイレも日進月歩で、新しいものには色々と使いやすい機能が付いて便利になっているということもあります。
そういったことにお客様が魅力を感じて、壊れたことを機会に新しいものを購入するというのは、それはもちろん「アリ」だと思います。
私自身も時と場合によっては、お客様にそういう営業をすることもあります。

でも、嘘はいかんですよなぁ。やっぱり(^^;

そんなわけで、このような話に遭遇された方は、焦って契約してしまう前にぜひ御相談頂ければと思う次第でございますm(_ _)m